ケータイ買った。

先週末、4年8ヶ月ぶりにケータイを購入した。昨年7月iPhoneにスイッチしたわけだが、最近、よく見る芸能・エンタメサイトで、「続きはケータイ公式サイトで!」メソッド*1が使われているから。。。仕方がないのでケータイも持つことにした。

ひとまず、ヤマダ電機にいって、「電話番号いらないので、公式サイトの動画が見られて7.2Mbpsでるケータイで、かつなるべく安いやつください。ソフトバンク以外で。」と必要なスペックを要求した。ひとまず、現行iPhoneユーザーであることを伝えて、「課金される公式サイトの動画が見られればなんでもいいから」を強調。

でてきたのは、N-04A。2009年1月のモデルらしい。

  • 「カメラ機能が貧弱なんですけどいいですよね?」といって、350万画素のカメラがついていた。iPhone 3Gは200万画素。iPhoneカメラ涙目。
  • 「動画って公式サイトの動画ですよね?一応、ワンセグ対応じゃないケータイ取り扱ってないのでついちゃいます。でも、こっちは受信料かからないですよ」といってワンセグがついてきた。iPhone 3Gyoutubeしか見られない。
  • 何も言われずに、おサイフケータイがついてきた。iPhone 3Gはそんなものない。
  • 「PCサイトもOKですよ」といってフルブラウザがついてきた。というか、Google のケータイゲートウェイのおかげで、ひとまず困らないんじゃない?
  • 「いろいろ説明しましたが、新規契約になるので0円です
  • ついでに、NTT ドコモがついてきた。iPhone 3Gより数段電波の入り具合がいい。というか、最近iPhoneの電池消耗の大きな原因は京成線の区間で電波が入らなかったり入ったりする区間を断続的に繰り返すことだと疑っている。。。 ドコモのFOMAハイスピード(HSDPA 7.2Mbps)でケータイに最適化された軽量コンテンツが配信されると、ぶっちゃけ、普通のブラウジングiPhoneのほうがストレスを感じる。iPhoneのUIは洗練されているのに、回線が台無しにしていることをすごく実感した。

ガラパゴス。なんていうか、これはどう考えてもユーザー視点だけ考えれば、ケータイの勝ちだろうと。でも、大量にわけのわからないサービス契約をさせられた(iコンシェルとか)、こういう抱き合わせ商法は印象がよくない。というか店員が「購入いただいた直後に解除すればいいですから」っていうガイドはどうなの? しかも 2 in 1 とかはdocomoショップでよろしく、とか。

2年ごとにMNPでキャリア買えればいいんだよね?確かにマーケットが狭い、っていう話があるんだけれど、その原因は、技術とか海外進出のフレームワークとかメソドロジーじゃなくて、コンテンツプロバイダーが「続きはケータイ公式サイトで!」を当たり前のビジネスモデルとさせてぬるま湯につかっているせいかと。

結果、iPhone 3Gは、音楽プレイヤー兼シムシティマシンになりました。。。これならiPod Touchでいいじゃないかww ええっと、メインの番号がiPhoneになっているんだけれど、これスワップしたいなぁ。。。来年にiPhone 3Gの2年縛りがとけるので、そのときにドコモに聞いてみよう。スワップじゃなくて2 in 1になりそうだけれど。

N-04で使いにくいと思ったところは、input type="password" に入力するときに、普通にマスクがかけられること。入力中の文字だけはマスクかけないでほしいw あと画面スクロールかな。。ああ、あと平型のイヤフォン入力端子。

*1:これは正直勘弁してほしいんだけれど、CDの売り上げとかかんがえたら、こうでもしないとやっていけないんだろうなぁー。直接のきっかけは、某CDを先着予約特典のQRコード付きで買ったのに、そのURLがケータイでしか見られないという、トンデモな目にあったこと。