0.11 Vote 中なので、ChangeLog を私訳します

まだ機能を使ったわけではないので変な訳があります。

http://svn.apache.org/repos/asf/couchdb/tags/0.11.0/CHANGES の r926573 の勝手私訳です。

セキュリティ

  • Cookie による認証とユーザーデータベースの利用がデフォルトになりました。
  • Futonにサインアップとログインのインターフェースが追加されました。
  • データベースごとにリーダー用アクセスコントロールリストを管理できるようになりました。
  • データベースごとに構成情報用のセキュリティオブジェクトがvalidation関数で利用できるようになりました。
  • proxy authentication handler が追加されました。

HTTP インターフェース

  • Content-MD5 ヘッダーを添付ファイルでサポートしました。
  • URL Rewrite ハンドラが追加されました。
  • VirtualHostのハンドリングができるようになりました。

ビューサーバー

  • 'raw' バイナリによる並び替えを選択できるようになり、Unicodeによる並び替えが重要でない場合は、ビューを高速にできます。
  • ICUの順序付けコール尾w減らすことでビューのインデックス構成時間が向上しました。
  • ビューの情報をもつオブジェクトが向上しました。
  • ビューを構成している間の部分更新に関するバグを修正しました。
  • クエリサーバーをデザインドキュメントベースのプロトコルにしました。
  • 本来のJSONとの互換性のため、json2.js をJSONシリアライズに使うようにしました。
  • cURLサポートを無効化するための土台作りとして couchjs の主要な部分をリファクタリングしました。新しいHTTPのやりとりは、同期XHRのように動作します。この新しい仕組みの使い方の例は、JavaScript CLIのテストランナーに書いてあります。

レプリケーション

  • 暗黙的にターゲットデータベースを作成するオプションが追加されました
  • 自動的なレプリケーションの再起動におけるファイルディスクリプタのリークを改善しました。
  • IDを指定してドキュメントのリストを複製するオプションが追加されました
  • 継続的なレプリケーションがキャンセルできるようになりました。

ストレージシステム

  • 複数の更新リクエストをバッチ処理して多くの更新リクエストがある場合のスループットを向上させました。couch_bach_save モジュールはもう使われないため廃止されました。
  • 添付ファイルが設定によって圧縮できるようになりました。

ランタイム統計

  • 統計情報は、重複しないタイムフレームを計算するのではなく、Moving Window に基づいて計算するようになりました。
  • 統計用のタイマとシステムスリープの間に起こっていた問題を解消しました。
  • 統計情報用の名前は、privディレクトリの用語ファイルに移動しました。

Futon

  • ビューコンパクションのボタンを追加しました。
  • ドキュメントビューにおいて、JSON文字列はクオートや改行がエスケープされることなくそのまま表示されるようになりました。これによって、複数行の文字列が格段に読みやすくなるでしょう。
  • JSON文字列を編集する際にも同様です。フィールド値の変更を送信するときに、それが正当なJSONでなければ、stringだと解釈されます。これによって、複数行の文字列を編集するのが非常に簡単になります。
  • textarea で tab をヒットしたときに次のフォームフィールドに移動するのではなく、tab文字を現在のキャレットの位置に挿入するようにしました。
  • いくつかのフォントの宣言を修正しました

ビルドとシステム統合

  • ソースのドキュメントを更新しました
  • make dist の一つにWindowsインストーラーのビルドサポートを追加しました。
  • couch.app のモジュールリストのビルドを修正しました。
  • ETapのテストはmake distcheckの間に行われます。これには、VPATHビルドを適切にサポートするビルドシステムに対する多くの更新が含まれます。
  • * Gavin McDonald 氏により build-botインスタンスがセットアップされました。詳細は http://ci.apache.org/buildbot.html をみてください。