信頼性というものについて一言。

全然関係ないですが、ふと思ったこと。

家に帰ったら、お隣さん当ての葉書が間違えて届いていた。某クレジットカードの「大切なお知らせ」というもので、当然シールになっていて、開封せずにそのままお隣さんのポストにいれておいた。

さて、「大切なお知らせ」を配達記録なしで送るってどういうことだろう?と思った。本当に"大切な"お知らせなのかどうかは分かりませんが。

微妙に異なることを承知の上で、Webで例えると、オレオレ証明書を用いたSSL通信で大切な情報のやりとりするようなもの?

「なにかを信頼する」ということの完全性については、社会的に明らかになっていないもんなんですね。

と思って、Wikipediaを見たら、そもそも配達記録、というシステム自体が廃止されるようで。。。

* (参考) 配達記録 - 1995年より取り扱いが開始された郵便実務上における書留の一種。郵便物の引受と配達を記録する点は簡易書留と同じであるが、万一事故などで配達できない場合でも局員の故意または明らかな過失が認められない限り損害賠償を請求できない。追跡サービスが利用できる。料金は210円。ただし、翌朝10時郵便と併用はできない。クレジットカードやキャッシュカード、コンサートチケットなどを確実に届けるために大口顧客による利用が多い。しかし、採算性の悪化によってこの配達記録は廃止認可が申請されている。当初、認可されれば2008年11月17日をもって廃止される予定であったが、少しでもコストダウンを図りたい大口利用者にとってはすぐには受け入れがたいことであり、苦情(廃止の発表から実施日までの期間が短すぎシステムの対応が出来ない、等)が多数(約200件)寄せられた。そのため2008年9月24日、「周知期間をとる」とし廃止時期を変更して認可申請を再提出。廃止予定日を2009年3月1日に延期とした。以後利用者には300円に値下げされる簡易書留や新設される特定記録郵便を代替に利用するようにとしている。
* (参考) 特定記録 - 2009年3月1日より取り扱い開始予定の配達記録の代替となるサービス。郵便物の引受は記録されるが、配達は受取人の郵便受箱(ポスト)への投函となり、受取人の受領印もしくはサインはもらわずに配達される(つまり受取人が不在の際に不在連絡票を入れ、配達員が当該郵便物を持ち帰ることは郵便受箱に入らない大型郵便物を除きなくなる。郵便事業会社は持ち帰りを減少させることにより採算性改善を狙っているものと思われる)。料金は160円。追跡サービスは引き続き利用できるが、配達完了時間がどの時間になる(実際の配達時に配達員が端末を操作するのか、もしくはヤマト運輸等のメール便のように一定地域の配達完了後に一括して入力されるのか)についてはまだ明らかにされていない。

現在進行形で社会的なシステムの見直し中でしたか。。少なくとも郵便に関する信頼性の見直しは必要そうですね。