[CouchDB] 勉強会の復習

1日あいたので、復習をすることにする。復習というか感想ですが。

1. CouchDBをヤラナイカ

主催のid:z-ohnamiさんのお話。コンパクトにまとまっています。そして、CouchAppの話もあって、実際に作ってみました、という。最近は、そろそろ「レプリケーションが肝」っていっておくか、というモードだったのですが、そのはなしもあり。RESTful とか MapReduce もアプリから見れば重要な要素なんだけれど、フルでシステム組むのであれば、レプリケーションとコンパクション(=リビジョン管理)は外せない、と思うのです。正直、まだ、どうすればいいかなー、と考え始めた段階で答えはないんですが。

2. CouchDBを読む

id:mkohei さんのお話。Erlang のお話でした。やっぱり、パターンマッチすばらしい。実は、startup は読んでいなくて(B+Tree当たりを読み解くのに苦労していたら忘れていた)、周りが何をやっているのか大体想像がついた。primary, secondary はErlang OTPフレームワークの話かと思うのだけれど、未確認。

個人的には、SpiderMonkey のつなぎのところ、知りたい。instanceofが動かないんだものw

3. 私の考えるドキュメント指向

id:yohei さん。データとプログラムの関係、からみたドキュメント指向、はまさにちょうど考えていたこと。個人的には、http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NC/20080625/309478/ の弾丸として期待しているところも少しあったりする。ドキュメント指向の「ドキュメント」というのは、「その構造体を取り扱う主体が決まって、構造体の意味論を初めて検討することができるもの」という点だと思っている。リレーショナルの場合は、「構造体の意味なんて先に決めておくべし」という話で、それはそれで、システム的な理由(冗長性の廃止など)でも、企業アプリケーションという意味(意味の標準化/統制)でもreasonableだと思うんだが、ただ、それだけでは企業活動は成り立たない、というかだからOfficeレガシーなんていわれるわけで。

しかし、こまった。これじゃ、ネタかぶって最終回の記事かけないw 別のネタ拾ってこないとー。

4. CouchDBではじめるActiveRecordからの脱却

よーく思い出してみたら、CouchDBの話してないかも。「そこでCouchDB」「XQueryめんどくせー」としかいってないぜよ。まぁ、最終的には、Social Network (=自分にとってはmixiではなくてWebのサブセットそのものなんだけれど)をレプリケーションすることが目標です。

タイトルは少し間違えていて、たぶん「ActiveRecordからの脱線」かなぁー。結局Railsいらねー、っていう話だし(いや、Railsは普通に必要なんだけど、CouchDBをメインに考えると登場人物として不適当)。

でも脱線ってよいイメージではないな。。