WebJourney と CouchDB

http://www.atmarkit.co.jp/fdb/rensai/09_couchdb/01/couchdb01.htmlid:z-ohnami さんの記事。

Webjourneyは、Webのポータル画面に利用者がお好みのガジェットを配置するための基盤です。日本のエンジニア、yssk22さんが開発しています。

WebjourneyではCouchDBOpenSocialによる実装が試みられています。CouchDBにはガジェットで使用するOpenSocialソースコードをドキュメントとして格納する仕組みになっているようです。利用者がガジェットを実際に配置するまで、Webjourney側でデータの構造を読み取るすべはありません。あらかじめデータの構造を定義しておくことは困難です。ここでもJSON形式による柔軟なデータ構造とソースコードもドキュメントとして取り扱い、容易に実行できるCouchDBの利点が生かされています。

yssk22さんは、初期のバージョンではMySQLActiveRecordを使って実装していたのですが、あるときからCouchDBに切り替えたそうです。こちらもGitHubソースコードがありますので、入手して使ってみることをお勧めします。

ありがとうございます! ”試みられています"という表現に絶妙さが表れていますねw

少し補足をすると、OpenSocialソースコード(XML, JavaScript, CSS)を格納するのももちろんなのですが、People, Activity, AppData などの各種アプリケーションデータのホスティングもできるようになっています。(JSON-RPC/RESTのインターフェース仕様にのっとってRack経由で、CouchDBに接続します)。

とりあえず、ロゴに使うマークを作り直してみたのですが、ちょー微妙なものができてしましました。なんだこのハンコみたいなやつ...

それにしても、私がdeveloperWorksに記事を書き始めるとき*1は、「これはWeb Developmentだから」と確信犯的にカテゴリを選んだのですが、id:z-ohnamiさんは Database Expert の分野での寄稿です、というのにも興味を持ってくれる人がいると万々歳ですね。

*1:さすがにそろそろ書き終わらないといけないのですが...orz